ケーブルテレビはこんなとき便利。
テレビつけたらあってましたよ、ダンサーインザダーク。
何で見てないのか分からないけど見てなかった。
ある移民の母子を襲う悲劇を描いた珠玉のミュージカル・ムービー。だそうですが。
母子っていうかあまり子は出て来ないような・・・まぁ、子がキモでしたが確かに。
悲劇っていうか。
暗い。
ドン暗い。
大ッ嫌いだこの映画。すっごい好きだけど。
確かに非常に良い映画です。
淡々と進む話にミュージカルが良いアクセント。
ていうかビョークがすっごいあたし好みって言うのを今更気付いて、映画見ながらCD買おうと決心してしまった。
いや、ほんと良い映画です。
でも、お勧めできない・・・・・人様には勧められない。
そして自分が見るのも10年に一回かな。
すっごい余裕がある時に見ないと鬱って浮上できないと思う。一週間くらい。
そういう意味では「火垂るの墓」と同類っちゃ同類。
これでも大人になってから見てよかったかな。
学生時代とかに見てたらすっごいムカついてそこばっか見てたと思う。
検索してみたら、「子供の為に自分を犠牲にした母親の愛」みたいな説明もあったけど、あたし的にあれは犠牲とかじゃないよな・・・
エゴですよ。
結局子供生んだ理由もエゴだったけど、でもきれいごと言わずにエゴを貫いたところがすっごい好き。
犠牲ってね・・・なんか違う~
殺人を犯してつかまったところあたりまではものすごい音楽に嵌って(鳥肌たった、久々に!!)興奮してたんだけど、その後がね・・・・
もうその後ですっごい凹むわこれ。
ていうかいつの時代の話なんだろう、公開絞首刑って・・・・
しかし、死ぬのが怖くて足がすくんで動けない、息子の名前を呼びながら泣く。
そういうきれいごとにしないところがすごい良い。
で、結局息子が手術を受けることができた。
それって勝ちなんだよね。
息子が手術さえ受けることができればそれでセルマの勝ちだったわけで。
てわけで、まあ好きランクに入りましたが、浮上するために今SMAPをヘッドホン

で大音量。
ああよかった、iTunesに入れといて・・・・・・
かあちゃんありがとう。・・・・あ、今日母の日だった・・・・・・・・
・・・・でもなんか凹みに磨きがかかったような・・・え、暗い曲が良かったのか?
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