主人公の手記形式なんです。
後々わかってくるんですが、それって主人公は生きてるってことなんですね。
そして、この手記を見せるかもしれない、と人の名前をあげているんですが、そっちも生きてるってことだよな・・・
ということで、もう少しの緊張感が足りないかな!!みたいな
で、も!!
すんごいヒットでした。
面白かった~~!!
分厚くて出勤時持ち歩くの大変だったけど・・・
この方の本を色々読みたくなりました!!
ジャンルとしてはファンタジーホラーなのかなぁ。てかんじ。SF?
はじめはハリーポッター、って言われたんだけども、うーん、まあそうといえばそうかなぁ。
能力者の学校とかクディッチもどき(ルールは違うけど)とか。
生態系がかなり変わっていてそれについての説明がわりと延々と続くので、無駄だなぁ・・・とちょっと思っていたけど間違いだった。
伏線なんだよ、アレもコレも伏線!!
もー、わかった時は鳥肌もんだったね。
あとは人同士で傷付けあわないように、って遺伝子操作されてたり、憎しみとか恐怖とかの極度の緊張状態の緩和のため、ボノボっていうチンパンジーの習性に習って多様な性行動を行う。両性間や子供同士での擬似セックスとかを推奨してるのね。
だけどすっごい疑問なんだけど、もし誰かに憎しみを抱くなりなんなりするとして緊張状態に突入した場合、近くにその憎しみの対称しかいなかったらどうするんだろう。
とかどうでもいいところを気にしまくってます。はい。
えーと、主人公が早季ちゃんで、お友達が覚くんと駿くんと真理亜ちゃんと守くん。
残るのは早季ちゃんと覚くんなんですけども、この覚くんが非常にかわいそうでいい(笑)
いやほんと、ほんとよ!!
いっちゃうと、早季ちゃんはずっと瞬くんが好きなんだけど子供はともかく年頃になると男女の恋愛というのは(性行為がと言うべきか)非常に厳しく管理されているためまだ言えないとなるわけです。(でも将来結ばれるとは信じているとかなんとか・・・・)
つまり、年頃の子達は必然的に同性を恋愛対象に選ぶ。
そして覚くんは瞬くんに恋情を抱いて押せ押せでまあ付き合うみたいな形になっていたんですね。
ところが俊君は業魔になってしまう。まあ、処分の対象になってしまったということですが、そのため冷たく覚くんを振るのです。
そこですでにかわいそうなんだけど、早季ちゃんが瞬くんとの最後のお別れのときに「ずっと好きだった」って瞬くんに言われるわけですよ。
あ~もう覚かわいそうったらない♪(ひどい・・・)
後色々ありますが、もう読んでくれ。
今年は、映画と本が今年一番!!ってほどのが来たからな。
次読む本も面白いといいな!
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